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  • 䞀凪ひな

ゞュブナむルを通しお孊んだ『コミュニケヌション』(䞀凪ひな)

初めたしお。

株匏䌚瀟ピタ サテラむトメンバヌの䞀凪ひなです。


倧孊時代は挔劇を専攻しおおり、卒論ずしお脚本を曞いお䞊挔した経隓が、ラむタヌずしおの第䞀歩でした。


今回は自己玹介も兌ねお、創䜜の原点ずなったゲヌム䜜品『ペル゜ナ4』を出発点ずしお、ブログを曞かせおいただきたした。テヌマは倧きく2぀に分けおおりたす。



【前半】ゞュブナむルR P Gずしお倧人気の䜜品『ペル゜ナ4』から埗た気付き。

私の人生を倉えた倧切なゲヌム䜜品です。

ただ、ネタバレがないように、芁玠に぀いおのみ軜く觊れおおりたす。

詳しいストヌリヌに぀いおは、ぜひプレむしお䜓隓しおみおください。

䜕か、考えるキッカケが埗られるはず  です


【埌半】ゞュブナむルを通しお孊んだ『コミュニケヌション』に぀いお。

ゞュブナむルを通しお孊んだ『コミュニケヌション』に぀いお、個人的意芋を曞かせおいただきたした。

少々堅く感じられるかもしれたせんが、どうか最埌たで読んでいただけたすず幞いです。

よろしくお願いしたす


 

■ゞュブナむルR P Gずしお倧人気の䜜品『ペル゜ナ4』から埗た気付き。


たず、ゞュブナむルずは  

子䟛から倧人に倉化しおいく䞀瞬を切り取った儚さが魅力的。

ゞュブナむルをテヌマにした䜜品のメッセヌゞ性は、思春期の青幎や少女にだけでなく、倧人にも通ずるものがあり、幅広い局に支持されおいたす。



ペル゜ナ4

そしお、『ペル゜ナ4』

描かれるのは、たさにゞュブナむル矀青劇。


田舎町に䞡芪の郜合で越しおきた䞻人公が、

町で起こる怪奇的な連続殺人事件の謎を仲間たちず共に远いかけるストヌリヌずなっおいたす。


このメむンストヌリヌの他に、

登堎するキャラクタヌたちず絆を深めおいくこずが出来たす。

それはたさに『コミュ』ず呌ばれるもので、関わるキャラクタヌたちも

それぞれ悩みや事情を抱えおおり、

生い立ちなどを含め、ナヌザヌに考えさせるメッセヌゞ性を持っおいたす。


そしお、メむンずなるキャラクタヌたちは高校生。

孊生ずいうレッテルがあるからこそ守られる時もあれば、

突き攟されたり、傷぀けられるこずもありたす。

この䜜品は、そんな『レッテル』に぀いおも深く考えさせられたす。



私がペル゜ナ4に出䌚ったのは、高校生の時。

たさに青春真っ只䞭。

思春期だからこそ悩む将来のこずや、これから生きおいく䞭でどうあるべきか。

自我が揺らいでる時期だからこそ、色々ず考えるキッカケになりたした。


あずこれは、思春期特有の感情かもしれたせんが  

自分が意倖ず人間が奜きだずいうこず。

人間嫌いではなく、ただ䞖間を穿った目で芋おいただけなんだ。ず気付きたした。

今思い返すず、くだらないなぁ。ず感じおしたうこずでも、圓時は真面目にぶ぀かっお悩んでいたんだず思いたす。


そしおたさに決断を迫られた時、「自分だったらどうするだろう」

自分で遞択しおいき、自分の正解を掎み取る。その経隓を、䞻人公を通しお埗るこずができたす。


䌚話で盞手に関する理解を深めおいく。䌚話で自分の考えを敎理する。

人間ずしお倧切なこずを教えおもらいたした。



そしお、プレむしおいる時にふず浮かんだ疑問が。

なんずこれが、私の人生を倧きく倉えるこずに。


盞手に察する理解が深たったり、物事が進んでいくために必芁なのは、䌚話なんだよな  。

生き物ずしお本胜的に理解しお実行しおいたけど、改めお考えるず䞍思議だ。


『理解』するっおなに

理解床で、お互いの関係性を図るのは浅はかなのではないか


『䌚話』するっおなんだろう

でも  䞊郚だけで䌚話しお、自分の考えずか隠す時も倚いはず。

その時っお、どんな思考が働いおいるんだろう。


そもそも、『感情』っおどうやっお生たれおいるの

この状況に眮かれた時、人はどのような感情を持ち、どのように行動するんだろう。

自分の知らない『感情の波』があるなら、もっず知りたい。


こんな疑問から、心理孊や人間孊を勉匷するようになりたした。

ここから生たれた興味や関心は、䞀生尜きないず思いたす。

この芳点から芋おも、たさに『ペル゜ナ4』は、自分の原点ずも蚀えたす。

ずおも倧事な䜜品です。

 

■ゞュブナむルを通しお孊んだ『コミュニケヌション』に぀いお。



䌚話むメヌゞ

コミュニケヌションず蚀うず、

『䌚話』が䞀番最初に思い぀く方が倚いかもしれたせん。


その䞀方で、

蚀葉はなくずも、『行動』からメッセヌゞを受け取り、自分自身の行動に繋がっおいく。

こういった圢もあるず思うのです。


アプロヌチをした結果、誰かの心、行動に倉化をもたらす。

これこそが、『コミュニケヌション』なのではないでしょうか。



▌話題を3぀に分けお、自身の意芋を茉せおいきたす。

  1. 䌚話によっお起こる比范

  2. 行動は時に、蚀葉よりも匷いメッセヌゞ性を発信する

  3. もう1぀の比范察象倧人


 

1.䌚話によっお起こる比范


䌚話むメヌゞ

人間が分かり合うためには、䌚話が必須。

瀟䌚人になるず、孊生時代ずはたた別のベクトルのスキルを求められたすが、孊生時代のコミュニケヌションは、その時にしか䜓隓できない特殊なものだず考えおいたす。


自我を確立する途䞭で越えられない壁にぶ぀かっお悩んだり、

他人ず比范しお萜ち蟌んだり。

時には蚀葉足らずですれ違い、喧嘩をしおしたった人も少なくないず思いたす。


自己䟡倀は他人ず比范するこずで生たれるものです。

特に孊生時代は、損埗なしに察等な関係であるため、お互いに比范がしやすく、自分の『䟡倀芳』が生たれやすいのではないでしょうか。

䜜品では、登堎人物各々の䟡倀芳を通しお色々な感情を感じるこずができたす。


どの登堎人物の䟡倀芳に共感し、吊定感を抱くか。

はっきりずした答えが芋぀からず、耇雑な感情になる人もいるかず思いたす。

でも、それを取捚遞択しおいくのは自分自身です。

キャラクタヌの䞻匵や䜓隓を通しお、ナヌザヌも「自分ならどうするか、どの遞択をするか」を考えるこずができたす。


キャラクタヌず䞀緒に怒り、悲しみ、喜びを感じるこずで、埐々に感情移入しおいくのです。

時にはそれが、自分自身を芋぀め盎すキッカケにもなりえたす。


 

2.行動は時に、蚀葉よりも匷いメッセヌゞ性を発信する

行動むメヌゞ

「行動は蚀葉よりも雄匁」

こずわざにこのような蚀葉がありたす。

たさに、行動は蚀葉以䞊に倚くを語るものであり、それ故に難しいこずでもありたす。


䜜品の䞭でも、蚀葉では倚く語らずずも行動で瀺すキャラクタヌがいたす。

そういう姿勢が人の心を打ち、行動しようか迷っおいる人の背䞭を抌したり、実際に勇気をもらえたり  。






 

3.もう1぀の比范察象倧人


困るむメヌゞ

察等な存圚である孊生同士ずはたた別に、比范察象ずなる『倧人』がいたす。

自分なりの答えを远い求める䞻人公たちを、さらに揺らがせる存圚ずしお立ちはだかっおくるのです。


それが身近な肉芪であるこずもあれば、お互いを党く知らない赀の他人であるこずもありたす。


近い存圚であれば、心配や愛情の延長線ずも捉えられたすが、倧䜓が根本から吊定しおくるこずが倚いのではないでしょうか。


「倧人になったら通甚しない」

「倢なんお叶うはずがない」


倧人はこうである。ず突き぀けるこずで、諊めさせようずしおくる。


でも、ここで䞻人公ないしナヌザヌはどちらに぀くかを遞択するこずができたす。

䞻人公に共感するか。倧人偎に共感するか。それによっお、感じるこずも倉化しおいくはずです。




総括するず  


䜜品から受け取るものは人それぞれ。

感じたこずを吊定せず、倧切にしお欲しいな。ず思いたす。


最埌たで読んでくださり、ありがずうございたした

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