脚本家に関連する業種とは?脚本家、放送作家、シナリオライターの関連業種を紹介

脚本家になりたいと思ったとき、気になるのは「脚本家に関連する業種はあるのか?」ということではないでしょうか。 そこで、今回の記事では、脚本家に関連する業種について特集します。 これからシナリオライターの道に入ろうと思っている方は、今回紹介する業種も参考にしてみてはいかがでしょうか。



【目次】
1.脚本家の関連する業種とは
2.脚本家、放送作家、シナリオライターの関連業種を紹介
3.脚本家に関連する業種は幅広い
4.脚本家になるルートは決まっていない


1.脚本家の関連する業種とは

脚本家は、映画やテレビドラマといった映像作品、あるいは演劇などの脚本(シナリオ)を執筆する仕事です。


脚本家の主な勤務先としては、映画の制作会社やアニメーション制作会社、テレビ局、テレビ制作会社などがあげられますが、著名な脚本家になるとフリーランスで活動していたり、マネジメント会社と契約して仕事をしていたりする人もいます。なかには芸能プロダクションやマネジメントオフィスに所属している人もいますが、独立した個人として仕事をするスタイルが一般的です。


近年、ネット配信のドラマやオンラインゲームなどの新興市場が拡大してきているので、脚本家の仕事の幅も広がりをみせています。



2.脚本家、放送作家、シナリオライターの関連業種を紹介

ここからは、実際に脚本家、放送作家、シナリオライターの関連業種を紹介していきます。

  • 撮影監督

  • 映画宣伝

  • テレビディレクター

  • 映像作家

  • イベント企画運営

  • 営業

  • アシスタントディレクター

  • カメラアシスタント     

それぞれ見ていきましょう。


撮影監督

映像を撮るときに主導権を握るのが、撮影監督です。監督業を行う場合、シナリオのことも当然考えます。机上の空論ともいえるシナリオに描かれた物語をどう具現化し、映像作品として作り上げていくかを考えるのが主な仕事です。


カメラを操る撮影作業はもとより、照明や色彩、特殊効果、現像など、撮影にかかわる作業全般を統括します。撮影のみならず、映画の表現にかかわる一切の技術的側面を統率しますから、シナリオを書くうえでも役に立つことでしょう。


映画宣伝

映画宣伝とは、新たに公開される映画を世の中に広く宣伝し、観客動員につなげる仕事です。具体的な宣伝方法としては、テレビCM、公式HPの制作、ポスター掲示などが主なもの。その他には、試写会などのイベントを開催し、マスコミ関係者を招待することによって、テレビ番組や雑誌などで取り上げてもらうパブリシティー活動も大きな役割を果たします。


映画宣伝を職業にするためには、映画配給会社に入社することがファーストステップ。新作映画に触れられる仕事ですが、映画への情熱だけでなく、宣伝担当として周囲の人々を巻き込むような人間力も養いたいですね。また、海外作品を担当する際には、語学力を生かして外国人の担当者やスタッフともコミュニケーションを図る必要があります。


テレビディレクター

テレビディレクターは、番組の制作現場における責任者です。スタッフに細かく指示を出しながら番組作りを進め、ドラマの場合には俳優への演技指導もディレクターが中心となって行います。


番組作りのはじめから終わりまでの全てを指揮して、自分のイメージ通りに番組を作りあげていきます。さらに照明や音響、小道具、大道具、カメラマンなど、さまざまな専門分野のスタッフをまとめるため、高いコミュニケーション能力が求められる職業であり、ディレクターの演出の腕次第で番組の質が変わってしまうため、非常に重要な仕事です。


番組作りの全てを指揮して、自分のイメージ通りに番組を作りあげていくのがディレクターの使命といっても過言ではありません。


映像作家

映像作家とは、映像作品を制作する作家です。 映画・テレビドラマの監督、演出家のことを指すものの、


・テレビコマーシャルやプロモーションビデオ(PV)

・ミュージックビデオ(MV)のディレクター

・アニメーション作家

・CGクリエイター

・実験映像

・パフォーマンスのアーティスト

など、映像作家という言葉のくくりは多様化しています。

また、これらの仕事を横断的に行う映像作家も多くなっています。


脚本家とともにストーリーを練り上げ、その脚本にもとづいて俳優のキャスティングや美術、カメラ演出などの構想を練り上げます。


撮影が始まるとすべての工程を指揮してまとめ、細かなセッティングや演技、音楽、編集にいたるまであらゆることを管理します。俳優たちへの演技指導や制作スタッフとの綿密な打ち合わせなどを行いながら、映像作品を仕上げていきます。この点では、ディレクターにも通じるところがあるといえるかもしれませんね。


イベント企画運営

世の中には様々なイベントがあります。多くの人がイベントに参加し、楽しんでいますよね。その裏側にはそのイベントを支えるたくさんの裏方がいます。その裏方さんのトップともいえるのがイベント企画運営なのです。


イベント企画運営の仕事は企画をするところから始まります。企画の内容・レベルについては様々です。多くの場合がクライアントから、場所・日時・イベント概要などの要望が入り、それらを決められた予算内で企画化します。


イベントがスタートすれば、あとは、予定通りにイベントが進むようにチェックをします。予想外のことが起きない現場などほとんどありませんが、できるだけトラブルが起きないようにイベントを進行します。シナリオライターも、企画全体のことについて考えねばなりませんから、企画運営をするのも芸の肥やしになるでしょう。


営業

営業とは、会社の商品やサービスを売り込み、会社の業績や利益を得るために行う活動のことを指します。そのために、顧客の課題を捉え、商品やサービスの活用方法を紹介し、販売や契約につなげることが具体的な目的になります。


営業の基本的な仕事内容は以下の通りです。

・アプローチ先の調査、決定、アポイントメントの取得

・商談、見積もりの作成

・商品やサービスの受注~納品の確認

・納品後のアフターフォロー


営業パーソンにとって、必要なシナリオ想定を整え、営業ストーリーをしっかり作る力は必須のスキルです。成約率をアップさせるためには、営業ストーリーに沿ったシナリオ想定が欠かせません。商談は、実際に営業に出かけ話をする時間だけでなく、そのための準備も重要です。

必要なシナリオ想定としっかりとした営業ストーリー作りをすることで、成約率のアップが現実的なものとして見えてきます。つまり、営業として成功することは、シナリオライターとしてのスキルを培うことにもなるということなのです。


アシスタントディレクター

テレビ番組などを見ていると、時々「AD」という言葉を耳にすることがあると思います。「AD」とはアシスタント・ディレクターの略で、その名の通り、ディレクターをアシストすることが主な役割となっています。


ディレクターは、さまざまな指示を行うことが仕事の中心ですが、ADの仕事はディレクターの仕事が円滑に進むように補佐することです。しかしながら、実は「ADが優秀でないと良い番組はできない」と言われるほど、ADは重要なポジションであり、番組演出を一番学ぶことのできる時期だとも言われています。


さまざまな仕事を通じて出演者やその他のスタッフ(カメラマン、照明、衣装、メイクなど)と出会い、知識や視野を広げることができる仕事でもあります。ADという下積み経験は、ディレクターなどに昇格した時に発揮されるため非常に重要な時期であると言えます。


カメラアシスタント

カメラマンアシスタントの仕事内容は決まっているわけではありませんが、基本的には先輩カメラマンのサポートや機材の持ち運び、撮影準備などを担当します。アシスタントになると、日々先輩カメラマンにくっついて撮影現場を回ることになります。


具体的には、現場で必要な機材を準備して設置をしたり、機材の運搬・テープのセット・レンズの交換等の仕事があります。カメラテスト時のモデルになったり、カメラマンが動きやすいように立ち回ったりするのも大事な仕事の一部です。


また、撮影中にはカメラマンの死角になる部分の目となって、撮影現場の全てに目を光らせなければなりません。アシスタント時代に学べることはたくさんあり、ここでどれだけ努力できたかによって、一人前のカメラマンになってからの成長度合いも変わってくるでしょう。



3.脚本家に関連する業種は幅広い

上記のように、脚本家に関連する業種は幅広いです。ですから、自分の適性に合わせて一番最適な職業に就くのが一番だとわかっていても、なかなか選びにくいものですよね。そこで、最後に、脚本家の中でも自分の適性に合っている職種の選び方について解説していきます。



自分の適正に合った業種を選ぶには?

自分に合った仕事とは、自分が「こうありたい」と思っている姿を実現するのに適している仕事といえるでしょう。そして、気を付けなくてはいけないのが、「好きなだけで仕事にする」ということです。


趣味を仕事にすればきっと自分に合うと考えるのはある意味では合理的です。確かに好きなことを仕事にすれば仕事のやりがいも大きく、楽しく仕事ができる場合もあるでしょう。ただ、趣味として取り組むのと仕事にするのでは責任や利益などで、大きな違いがあります。それと同時に、本気でやりたいと思って取り組める仕事でないと長続きしない場合が多いのも注意しなければいけません。



とりあえずやってみる

悩むことも大切なのですが、同様にとりあえずやってみることも大切です。人生がみんな違っているように、就職先の選び方も人それぞれ違ってよいのです。


やりたいことが明確で、それに結び付く職場を選ぶのも良し、趣味や遊びの時間を大事にしたいなら休みがしっかり取れる職種を選ぶのも良し、やりたいことは見つからなくても今の家から通いやすい勤務地を選ぶのも良し、なのです。コンクールに送ってみたり、スクールに通ってみたりして、とりあえずその道を進んでみることで、見えてくる適正もあるはずですよ。



様々な業種の人と関わり、生の声を聞く

実際に働いている人に話を聞いて自分に合った仕事なのかどうかをイメージするのも重要な準備です。職種や業種について徹底的に調べてみると、これこそが自分に合った仕事だというものが見つかるでしょう。


ただ、本やブログなどの情報から得て判断した場合には、現実とのギャップがあることも珍しくありません。スクールに通うなどして、脚本の仕事をしている人の実際に働いている人の話を聞いてみると本当に適している仕事なのかを判断できます。



4.脚本家になるルートは決まっていない

脚本家になるための決まったルートはなく、学歴もあまり求められません。ただし、民間のシナリオスクールでは脚本の基礎的な書き方や技術を一から学ぶことができ、マスコミ関係者とのコネクションをつくるきっかけも得られます。おすすめのシナリオスクールが、Writer's Doorです。


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